CONSULTING COLUMN
最新住宅業界動向コラム / 商圏・業績データ
いつもお世話になっております。
船井総合研究所の阿部です。
今回は、新卒5名で50棟を達成した、御園建設株式会社秋葉社長・営業課長酒井さんのインタビューを掲載いたします。
3年我々と一緒に新人育成を実施してきてのポイントをお話しいただきました。
別に最初は新入社員に教えたくなかったというわけではないんです。ただ、「30棟を契約できる私が出たほうが早いでしょ・・・」というだけでした。
その結果、船井総研さんの全国大会では営業マン1位で表彰してもらえました。
だからもっとホンネを言うなら、たどたどしい若手のロープレなんて聞いていられなかったんです。
だけど、翌年一気に火がつく出来事がおこりました。私はナンバーワン表彰をされたのに、店舗別表彰では2位。もう私だけの力ではこの先の成長がないと思い知らされました。
そこで、突破口を求めて、船井総研の阿部さんに任せきりだった新人研修の様子を見にいきました。
「うちの若手も意外と営業トークを話せてるんだな」とのんきなことを考えながらも、何か私にできることがないか、考えていました。
そんなある時、阿部さんに声を掛けられ、3つのことをお願いされました。それがなんだか私には妙にインパクトがあったんです。
色々できないので、まずは毎日30分ロープレを日課にしました。
正直半信半疑ながらも、船井総研さんからもらったロープレ通りにやって、アドバイスは迷わせないように
「この時3つだけやることあるけど何だっけ」
「そうだよね。で、それは出来た?うん、出来てないよね、それだけ
改善しようか、以上!」
意識したのは、「いっぱい言っちゃダメ」っていう船井総研さんの言いつけと、思いつきでフィードバックしちゃダメ。
「共通言語」が大事だよっていうものでした。
少しアドバイスの感覚をつかんだ私がもう一つチャレンジしたことがあります。
正直言って、商談を聴くことって、指示するよりも、倍速でも結構時間とられるんですよ。
…ちなみに、私、4児の母という仕事もありますので。
でも、ここだけは妥協しませんでした。
ホンネは、「このお客様、私が接客すれば絶対に契約とれるよな・・・」
という思いを抑えて、あえてメンバーに任せて、しかも月内に契約させる。
私が自分自身と一番戦っていたことで、さながら修行状態でした。
ただ、商談には自分が主体では出ないと決めたので、
時間の確保は徐々にできはじめてきたのと、
何より、フィードバックを絞るということを教えてもらったので、意外とシンプルではあります。
あとは、最近船井総研さんにも言われているお客様との「スケジューリング」
を握って最終テストクロージングの強化。
営業:「来週契約ですよね!」の後の、
お客様:「実は他社も見てて・・・」をいかになくすか。
・・・これが、最近私が一番エネルギーを投下しているところです。
その結果、
・Sさん(2年目)15棟
・Sさん(2年目)15棟
・Mさん(1年目)12棟
・Tさん(1年目) 8棟
を達成できました。
このような方におススメのセミナーです。
毎年たくさんの人財採用を行っているが、育成環境をもっと整備したい方
・人材育成の仕組み化をしたい方
・新卒社員がよく辞めてしまう方
¥もっとスピード感のある成長を社員に求めたい方
【セミナー概要】
日程◆ 2024/1/22(月)
時間◆13:00~16:30
会場◆船井総研 丸の内オフィス
費用◆一般価格:5500円(税込み) 会員価格4400円(税込み)