CONSULTING COLUMN
最新住宅業界動向コラム / 商圏・業績データ
遂にこのご案内も最終のご案内となりました。
率直にお伝えさせていただきます。
このトレーラーハウス事業、まずは見に来てみませんか?
1回のイベントで50組集まる、営業利益22%、最小人員数でできるこの事業。
デザイン、施工、構造、すべてを現地で見て頂きたいのです。
最後のご案内として、視察先である愛知県江南市の波多野工務店様の立ち上げエピソードを少しだけ公開します。
「建築という軸はブラさずに事業拡大へ」
会社の規模を拡大していきたいと考えていた中で、建築という軸をずらさずに、視点を変えたところから会社を活性できないかと考えていました。
実際にセミナーを聞いて、さらには茨城県のトレーラーハウス専門店を見学して、一番可能性を感じたのは空間ですね。一見狭そうに見えるトレーラーハウスですが、広さは思った以上にありました。このサイズ(横幅3.4m x 長さ11m)であれば、住宅としても店舗事務所としてもきちんと成り立ちますし、注文住宅事業や外構エクステリアとの相乗効果が狙えると思い、参入を決めました。
立ち上げ開始から半年後、無事にグランドオープンを迎えることができました。
販促費はほぼかけなかったのですが、グランドオープンの3日間は接客ができなくなるほどでしたし、なんせ今まで住宅事業で出会ってたお客様とは全く違う背景を持ったお客様と出会うことができたのが一番の収穫だったなと感じています。
オープン後早速3件の申込を獲得しました!
「これは売れる・・・!」
そう思ったのも束の間・・・
オープン以降は集客も途絶え始め、さらには営業においても
アポイント切れや申込のキャンセルも発生し、
買いたい人を集める集客の開拓と、契約までの営業手法の改善の徹底を本気で考えていくようになりました。
「二世帯住宅」
「セカンドハウス」といった需要にきちんとアプローチしていくことが必要だと感じました。
その客層にアプローチするチラシ紙面の作りこみや
WEB広告においてのマーケティングを行いました。
すると集客も回復し、アポイントの質の向上や、
申込・契約へとつながっていきました。
さらに着目した観点は、「誰がトレーラハウスを買えるか」です。
決して安くはないトレーラーハウスを
「買える属性のお客様」が集まる、
名古屋三越への出展を行いました。
外商さんの協力も得ながら、
「医者」「投資家」
「経営者」「地主のオーナー」
といったお客様との商談を行い、早速申込・契約をいただくことができました。
この2点を取り組んだことで、トレーラーハウス事業が軌道に戻りはじめたのです。
実際の契約案件のなかでは、
トレーラーハウスと新築住宅の
ダブル受注や、外壁工事等の追加工事の受注。さらには解体、外構エクステリアの受注にもつながっています。
トレーラーハウス1棟単価は1200万円前後ですが、そういった案件が重なると、1案件2000万円~5000万円超の受注規模へと繋がってきます。
1期が終了しましたが、初年度における
契約棟数20棟、売り上げ3億円となりました。今後さらに営業力も販促力も強化して、もっと製造・販売する体制をつくっていくところです。
トレーラーハウスという商品を通して、
注文住宅事業だけでは出会えなかった新たなお客様のお悩みを解決し、より地域に根付いた会社へと成長させていきたいと思っています。
波多野工務店 トレーラーハウス視察セミナー(1日限定)
日時:2025年9月19日(金)12:30〜17:30
集合:JR名古屋駅 太閤通口
視察:波多野工務店(愛知県江南市)
形式:バスツアー(先着制)
内容:建築・外構・集客・販売・価格戦略のすべてを現地公開
登壇者:代表取締役 波多野智章 氏
今後、トレーラーハウスは
注文住宅と同じく「多棟受注・外構提案・地域貢献」まで見込める事業に育っていきます。
事実、
1期20棟・初年度3億円の実績を叩き出し、
すでに地域を巻き込んだ次のステージへ進もうとしています。
この流れに、あなたの会社が乗るかどうか。
それが、3年後の明暗を分けることになるかもしれません。