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最新住宅業界動向コラム / 商圏・業績データ

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初公開/新たな住宅商品を求める工務店様、自社の商品を強化したい工務店様

慢性的な市場縮小が叫ばれる住宅業界において、商圏によっては、年間着工棟数が500棟以上も減少しているエリアもあり、確実に市場がシュリンクしてきています。
さらに、新設住宅着工戸数70万戸台を目前とする今、全国各地商圏内でも勢力図に変化が起き始めています。

顕著に新築住宅事業で業績を伸ばし続けているのが、大手ハウスメーカーのI社とA社です。
同社は2024年度現在で47都道府県中20県以上でトップ3のシェア数を獲得しており、今なお、皆様の商圏にも急速に拠点展開をしております。
地域の工務店・ビルダーの脅威となっております。

シェアを拡大している大手ハウスメーカーの動きは、まさしく警鐘であり、皆様の会社に置かれましても改めて、本メルマガを通して、自社の商品は大丈夫なのかを見直す機会にして頂けますと幸いでございます。

ハウスメーカー対策商品「ウェルビー住宅」とは

2024年業界トレンドワードとして、「ヌック」「平屋」「タイパ」「規格住宅」「ウェルビーイング住宅」「ランドリールーム」「多世代共生型住宅」「断熱性能」「ミニマルライフ」などが注目を集めました。

「ウェルビーイング住宅」という聞きなれない言葉がありますが、
これこそが顕在化している顧客ニーズを反映する商品キーワードとなります。

「ウェルビーイング住宅」とは身体的・精神的・社会的な健康・幸福に生活できるように配慮された住宅という近年の社会的ニーズから生まれた造語です。

なぜ、このキーワード商品が次の勝ちの一手になるかというと、
ちょうど5年前のコロナ前と現在とで顧客の思考が大きく変化しているからです。

この5年でリモート文化の急速発展に伴い、生成AIや様々なDXツールなどデジタル技術の革新により、我々の生活も変化しました。
更には度重なる災害などにより、「住宅」というものに対する世の中のニーズも変化しつつあるのです。
蔓延化し始めているSNS戦争をはじめとして、住宅会社のマーケティング手法の脱アナログ化も進む一方、
様々な住宅知識が今やネットサーフィンで得られる時代となり、顧客も事前に色々調べて来場するようになっています。

こういったデジタルの発展、自然災害による生命危機意識の向上から住宅に対してもパフォーマンス(質)を求める声が増えています。
とはいえ、日本の平均年収が微増である現状において、
「金額はできるだけ抑えたい、けど良い物を建てたい」という一見矛盾した思考、つまり、「コスパ(コストパフォーマンス)」「タイパ(タイムパフォーマンス)」を求める顧客ニーズが当たり前になってきているのです。

これらのニーズに応えるべく成長ビルダーが密かに開発を進めるのが「ウェルビー住宅」という新たな商品なのです。

今回は「ウェルビー住宅徹底解説セミナー」をオンラインで開催させていただき、ウェルビー住宅とは何なのか、なぜ今求められている商品なのか、自社の商品としてどう活用していくのかについて徹底解説いたします。

今、商品の見直しの必要性を感じている方はセミナーへご参加心よりお待ちしております。

2日程での開催となります。ご都合の良い日程にてご参加お待ちしております。
日程①2024年11月25日(月)13時~15時@オンライン
日程②2024年12月6日(金)13時~15時@オンライン
↓↓↓詳細はこちら↓↓↓
https://www.funaisoken.co.jp/seminar/120808

これからの時代「性能」が勝敗を分ける

決して建物グレード・性能を最大限まで高めるということではございません。
ターゲットの年齢・年収・家族形態、これらのニーズに対して自社の商品にコンセプトや差別化要素を盛り込むことこそが、
マーケットインの発想であり、競合に負けない商品づくりの基本であります。
ただ、なぜこれから「性能」が勝敗を分けると表題に述べているかというと、前述した顧客ニーズの変化だけが理由ではないのです。
日本の住宅は世界と比べても非常に性能もデザイン性も高いと言えますが、
逆に言えば、良くなり続けているとも言えます。
つまり、これまでの「価格」だけの競合優位性だけでは勝てないのです。
その理由の一つとして、国からの補助金があります。
子育てエコホーム支援事業を代表とする住宅補助金は、今や住宅購入においては、一度は控除を受けられるかどうかと考えるものです。
しかし、こういった補助金においてもやはり、住宅性能によって受けられる補助額が変わるといった現状があり、
このことはこれらかもより顕著に性能の差が補助額の差に表れてきます。
つまりは、競合との価格優位性が破壊されてしまうという事なのです。
「性能」が高い(一定基準を満たしている)ことが当たり前という時代が今まさにそこまで来ています。
この先5年を戦える商品は、一定水準を超える「性能」基準の商品でなければ競争優位性を図ることができなくなります。
2030年の新省エネ基準も見据えて、新商品の見直しの必要性を感じている方は《是非》一度、無料配布中のレポートを手に取って頂きたいです。

初公開/新たな住宅商品を求める工務店様、自社の商品を強化したい工務店様

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