CONSULTING COLUMN
最新住宅業界動向コラム / 商圏・業績データ
こんにちは。船井総合研究所 住宅支援部の熊野秀人です。
いつもメルマガをご覧いただきありがとうございます。
今回はブルーオーシャン市場である
木造非住宅事業に取り組まれた会社様の
【お客様インタビュー】の一部を公開させていただければと思います。
今回は木造非住宅事業で業績を伸ばされている
人口約15万人の東京都東村山市の相羽建設様の事例をインタビュー形式で
ご紹介させていただければと思います。
昨今の住宅会社様の業績は市場として低下傾向なこともあり苦しいものになりつつあると思います。
建築資材高騰による利益率の低下、モデルハウスの集客数が2/3に低下…
対して、住宅以外の受注を伸ばし好調な会社もあります。
その会社とは、BtoB営業である木造非住宅に取り組み、好調を続けている相羽建設株式会社です。
木造非住宅に取り組む経緯などについてインタビューを行いました。
その一部を紹介させていただきます。
より詳しく知りたい方は11分24秒の動画を閲覧ください。
【住宅会社の悲鳴を聞きますが、御社の業績はいかがでしょうか?】
毎年、非住宅はリピートや紹介があるので順調です。
生産上限の兼ね合いで、あえて2棟~3棟の4億~5億ぐらいに抑えてます。
2010年に社長を継いだ当初より、住宅へのザックリとした不安から
非住宅の売上比率を高め、今は20%程を占めています。
【非住宅事業展開のキッカケはありますか?】
木造で介護施設を建てたいと相談を受けたことが事の始まりです。
当時、木造施設は未経験でしたが一つ返事で「やりたいです!」と
返答しました(笑)
小さい種からビジネスになれば…という淡い期待と職人さんへ住宅以外の
仕事創出ができればと考え請負うことにしました。正直な話・・・
最初の頃は人工も取られるし、住宅の方が粗利率高いし、
住宅の方が良いと思っていました。
【そんな中で非住宅事業の良さはなんでしょうか?】
ズバリ、リピート受注です。経常利益が安定します。
非住宅は“狭く深く”なので太い顧客を掴むとリピートが発生します。
相見積もなく1社から10億円程、受注できています。
法人は1棟目で繋がりが生まれます。
BtoCは毎年リセットですが、BtoBはルート営業の感覚で、
毎年何らかの仕事に繋がるため来年の数字が見えます。
【住宅会社が狙うべき非住宅の領域はありますか?】
小中規模の地域に必要な、500㎡前後で1000㎡以内の
保育・介護・福祉施設、クリニックを狙っています。
地域の人が使う施設を地域の人と材と工夫で建てること、
地域工務店の武器である木造を非住宅で活かすことが生きる道だと思います。
今回はインタビューの一部ご紹介でしたが
今回の事例企業様の11分24秒の実際のインタビュー動画もありますので
ぜひ一度閲覧して頂ければと思います。
皆様の業績アップの一助となれば幸いです。
【本動画の内容】
☑なぜ非住宅事業に力を入れたのか
☑非住宅の1棟目から今に至るまで
☑木造非住宅の利益率について
成功事例を詳しく知りたい方は、資料ご請求の際に「経営相談申込」にチェックをお願いします。
今回は1事業様のご紹介でしたが、全国の住宅会社様にて実践された他の成功事例をご紹介させていただきます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。今後ともよろしくお願い致します。